このレビューはネタバレを含みます
原作より良かった、と思う。
文字を目で読み取り、それを理解しながら読み進めるのと映像で観るのでは全然訳が違う。
原作を読んだのは二年前。
その時は、何故こんなにもこの映画が評されているのか分からなかったし、退屈だとさえ思ったのに
初めて映画を見て、序盤から涙が止まらなかった。
最後は大号泣。
失うって本当に本当に辛い。
そして、失ってしまったものをただひとりだけ覚えているのはもっと辛い。
時には抗えないし。
時計の仕掛けのように、ちょっとづつタネや仕掛けが明かされていくのが素敵だった。
山積みのキャベツに涙が止まらない。
誰かと一緒に見れない。