おおなり

男のゲームのおおなりのレビュー・感想・評価

男のゲーム(1988年製作の映画)
4.8
サッカーの形をとった男たちの殺し合い。中継を見ながら飲むビール瓶の残りの数は減り、一方で死者の数は増え、殺した数を数値化することによってその行為が正当化されているが、シュヴァンクマイエル的なアニメーションの手法で残酷さも卑劣さもかき消される。傑作。