秋葉原無差別殺傷事件と東日本大震災の津波の被害に合った2人が、現実を受け止め生きていこうと歩み始める物語。
ワンシーンが長く、街並みに溶け込んだ中で演じるやり方はリアリティがあって凄く良かったと思い…
メジャーとかマイナーとか関係のないところで映画を撮り続けている廣木隆一監督。突然の喪失という耐え難い現実。救いとなるのはそこから目を背けない強さだ。ただひたすら秋葉原の街を歩き続ける蓮佛美沙子さんの…
>>続きを読む秋葉原で起きた無差別殺傷事件で、恋人を失った主人公の話。
平常を取り戻したアキバの街に独り佇む姿が印象的。失意の念がひしひしと画面から伝わりますが…映画はあとひと押し何かが足りてない。
後半は3…
喪失と向き合う、といのは廣木監督作品ではしばしば描かれていることだったのだけれど、その傷がフィクションから現実になったときに、おそらく描き手自身も呆然とするしかなかったのではないだろうか。これは映画…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ミニシアター系。秋葉原連続通り魔殺傷事件をモチーフにした映画。この事件により彼氏を失った女の子の役は、蓮佛美沙子
彼の面影を求めてあの日以来踏み出せなかったひかりが秋葉原に一歩踏み出し、空っぽの心…
ちょっとつらい。大林監督は東日本大震災を受けて表現の使命感を感じたにも関わらず被災地へ向かわないことは表現者としての「正気」だと述べた。園子温監督は被災地で撮影を行ったが、そこには明らかな緊張感が感…
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