たてぃ

ビハインド・ザ・ウォール ベルリンの壁・最後の脱出のたてぃのレビュー・感想・評価

3.8
ベルリンの壁が崩壊する2カ月前から崩壊までを描いた作品でした。5年前に壁を越えて西側に亡命しテレビ局で東ドイツの市民を鼓舞するために東ドイツの不都合な部分をニュース映像で伝える主人公。その恋人はハンガリーからに国境越えに失敗し秘密警察シュタージに捕まり取調べを受ける日々…

作品では民主化を求める人たちと社会主義を守ろうとする人たち両方が描かれてます。シュタージの冷酷さと民主化を求めるデモ隊を鎮圧する機動隊の極悪さはマジで怖かった…東ドイツだけあって「あいつもしかしてシュタージのスパイ? 」とか怪しむのも東ドイツらしい…スーパー監視社会でしたからね…

ベルリンの壁が崩壊したのは市民の力によるものだと再認識した作品でした。
たてぃ

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