孤独死した身元不詳の故人の遺族を捜し、荼毘に付し葬儀を執り行う事が仕事の民生課。
その職員で有り、誠実で真面目、人の良い主人公が人員整理の為解雇を言い渡され 最後の『おみおくり』の仕事での物語。
物静かで淡々していて ほんわかさせるユーモアも交えながらも、ちょっぴり人の死と人生を考えさせられる作品。
主人公の人柄の良さと、孤独から抜け出して良い方向に進みそうな展開に比例しての終盤には かなりのやるせなさを感じしつつも、最後のシーンは切なさと共に救われた感じもあって、とても印象的で記憶に残るであろう、個人的にはとても好きなタイプの映画でした。
…合掌…🙏