のりんぽ

おみおくりの作法ののりんぽのレビュー・感想・評価

おみおくりの作法(2013年製作の映画)
4.0
今年観た映画の中で一番泣いた💧
ラストで込み上げてくるものがあり、涙・涙。
心の中に何かが刺さって、この刺さったものは永遠に抜けないかも。

民生係のジョン・メイは亡くなられた方(主に孤独死)を最後まで大切に見送っている。会ったことも話した事もない人達なのに、故人の人生に思いを馳せて故人の身内を探しだしたりもしてる。
最初は死をテーマにしてるので重いし暗いし地味だし…なんて思ってたけど、中盤からだんだん引き込まれてこの世界観の中に入っていけた。

ジョン・メイの望んだものはきっとささやかで小さな幸せだったんだろうな~。
誰かと、いや大切な人とゆっくりと語り合う。
ただそれだけの事。
それを掴む寸前まできてたのに。

人生は儚く無情で、時として残酷で、でも優しい。
ラスト1分が全てを物語っているかのよう。

自分の人生、精一杯生きよう‼️
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