名作青春和モノの続編ありで、さらにその監督は既に鬼籍に入っているとあってはそもそも企画自体に賛否があったと思うが、こういうオリジナルへの、森田芳光作品全体への愛に溢れた作りであればファンとしては異論を唱えようがないでしょうね。
尾藤イサオの傑作AORがエンディングに流れ出した時はさすがにファンへの目配せが過ぎない？とも思ったがそれで結局うるりときてるんだから世話ないです。
日常の連続の中で生まれるドラマ。「森田芳光監督作品のようなもの」だし、ちゃんと「のようなもののようなもの」というバランスになっていると思う。
