フランスの移民問題。政府に目を付けられないようにひっそり生活しながら、足の付かない収入を確保する。生きていくのはタフ…
そんなヘビーな内容ながら、適度に笑いを交えて映画として観やすくできている。
“red paper, then no more” でロシア語の通訳を入れた後の “no more” にはシャルロットと一緒に爆笑!他にも会議室で社員が携帯を隠すシーン等。
タハールラヒムを今までシリアスな役でしか見たことなかったので、陽気なエセ・ブラジリアンを演じているのが私には新鮮だった。ストリッパー並みの窓拭きとサンバの高所恐怖症、面白かった。
ラストは予測がついたけど、ラスト以外はどう進んでいくのか見当がつかず、引き込まれた。叔父さんがちょっとかわいそうだったかな。
2021 No.288