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地上の星たちの蟹倶楽部のレビュー・感想・評価

地上の星たち(2007年製作の映画)
4.0
ところどころイシャーン目線になると悲しくて泣けた。

全体を見てみるとどうだろう、、
アーミル・カーン演じるラーム先生のような人は教師の鏡かもしれないけど。
けれど実際の教員達にこういうのを求め過ぎてしまってもつらいよね。
この子だけでなく何人もの生徒と向き合って、けして高くない給料で長い拘束時間。
現実なら先に先生が病みかねないよね。

また、一番問題を抱えてそうな生徒にスポットライトを当てて手を差し伸べられても、じゃあ二番目の子は?三番の目の子は?
心に闇を抱えていてもイシャーンほどでなければ大丈夫?

だいたいどんなシチュエーションでも二番目くらいに不幸な子が一番救われない気がする。順番なんてつけがたいけどね。
だから教師もわかっていながらキリがなくなって最後はどこにも手が行き届かなったりする場合もある。

ということも考えれたので、いい映画とします。
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