わたがし

死にたすぎるハダカのわたがしのレビュー・感想・評価

死にたすぎるハダカ(2012年製作の映画)
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 監督がYoutubeに公式にアップロードしている70分の自主映画。
 蔑まれ続けてバカにされ続けてきた主人公が、全能感漂う綺麗な女の子に救われる……その筋書きだけでバカだから胸の奥底を握り潰されたような感覚になる。初めてできた友達、淡い淡い恋心、世界の輝き、でも、もちろんそんな女の子にだって闇はあるし、現実は映画みたいに簡単に上手くはいかない……
 一見、自分本位で勝手な物語運びのように見えるけれど、ものすごく考え抜かれた「わかりやすい」演出をしている。まだこの「わかりやすさ」が自分には到底真似できなくて、同じ自主映画を作っている身としては悔しいなあ、ヒロインの女の子かわいいなあ……
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