うめ

デッドプールのうめのレビュー・感想・評価

デッドプール(2016年製作の映画)
3.9
 公開初日に観て参りました!アメリカでは既にDVDも販売されているデッドプール、ようやく日本で公開です!
 
 まずは…ライアン・レイノルズ、代表作ができて本当に良かった!何様だって感じだけれど、個人的にはライアン・レイノルズって名前知っているけれど、何に出てたっけって数秒考えるような俳優でした(ファンの方、ごめんなさい)。他の若手俳優たちが高い評価を得たり、代表作と呼べるものに出演しているのを考えると、ここまで来るのに随分かかったような印象…本当に良かった。そして、彼がここまでコメディセンスに溢れているなんて!デッドプールはまさにハマり役でした!

 さて。肝心の内容はあんまり言うと、面白さ半減してしまうので軽く感想を。予告編を観る限りだと、ハチャメチャな設定のデッドプールがとにかくしゃべる、暴れる、下ネタに溢れたオバカ映画なのかと思っていたのだが、意外とストーリーがしっかりしていて(笑)笑いの部分と上手くバランスも取れていたので良かった。アメリカではバレンタインデー近くに公開ということで、冗談でラブストーリーという宣伝を出してましたが(笑)、部分的に間違ってないなぁと思います。

 笑いの部分で言うと、ライアン・レイノルズと監督のティム・ミラーがデッドプールのファンだということもあるのか、かなりコアなネタやジョークが織り込まれてます。それがわからなくても、十分楽しめるのだけれど、字幕に表示されていないジョークがちらほらあって、わからないのがすごーくもどかしかったです。こればかりは文化の違いや字幕の表示制限などがあるので、しょうがないのですが。ただ映画X-MENシリーズは観ておくと、いいかもしれません。

 面白かったけれど、まだまだ導入部分という印象。これからX-MENとの絡みがあったりするのかなぁとか色々考えるとわくわくします。もっともっとデップーの活躍(とおしゃべり)が観たい!と思いながら、映画館を後にしました。
うめ

うめ