この映画を観るなら何も期待はしなくていい。何故なら、こんな無責任ヒーローはいないから。
どれだけふざけられるか。
そのふざけにどこまで着いてこれるか。
観る側の忍耐が試される 笑
そもそもデッドプールをヒーローと呼ぶべきか悩ましいが、悪いやつではないことは確か。じゃなきゃ、盲目の老婆と同居したりしないし、インド系のタクシーの運転手と仲良く話すこともないだろうね 笑
要所要所で使われるミュージックは、ギャグセンスも選曲もバッチリ。デッドプールならではの『第4の壁』と呼ばれる観客に向けたセリフも終始散りばめられていて思わず笑ってしまう。
「サミュエル・L・ジャクソンがアイパッチしてセクシーなレザーコートで出てきたりしないって。ほら、帰った帰った!」