レオナール・フジタ、画を見た事なかったですが、何だか日本人っぽくないというか前衛的というか今っぽいオシャレなタッチなのですね…！
奇抜な容姿はまさにオダジョーが演じるべき人物って感じで全く違和感ありませんでした。
ただ、内容が淡々としすぎてるというかフジタとの距離感を感じるというか、どんな人物だったのかイマイチよく分からずに終わってしまった印象があります。自分をあまり出さないという事をこの距離感で伝えたかったんでしょうかね。。
特に終盤になるといよいよ意味不明な世界観に突入して置いてけぼりにされました。僕のような凡人には彼を理解する事は無理なんでしょう。。
その代わり、パリでの街並み、日本の田舎の風景など、１シーン１シーンが絵画のような構図で美しかったです。
客層ですが…高年齢の方が多い中で、何を血迷ったのか せいぜい小２がいいとこぐらいの男の子とお父さんがナナメ前で見ていて…案の定、早い段階で子供が飽き出すという。
ちょいちょい喋りだすし、何度も手上げてスクリーンにはみ出すし、その度にお父さんも注意するし、おっぱいのシーン、お父さんアタフタするし、気になって仕方なかった。。
親子で見る映画じゃないでしょう。天才画家志望ですかい？
