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脳内ポイズンベリーのapapattiのネタバレレビュー・内容・結末

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

非常によかった。
真木よう子相変わらずかわいい。

脳内会議のせいでロボットみたいな演技がメインなんだけど、タガが外れて誘惑するシーンとかやっぱ急に人変わるし。
演技力なんだろな。

絵になる方なので、その辺はうまく綺麗に切り取っていて、非常に好感。真木よう子の使い方心得てるな感。

いろんな葛藤ありきでみんな生きていて、言わずに頭の中だけで考えててもうまくいかないよ、というのは中々メッセージとしては強かったな。自分を好きになる、というのは最終的にそれを決断できるようになったのは成長なんだろうけど、ちょっと本質とはずれてんじゃね?また同じミスするんじゃね?感ありますが、まぁでも結論一皮むけた感あるので良いのかな。

早乙女はよくわかりません。何をどう言っても拗ねそうな感じだなとは思うので、早乙女は好きだけど早乙女といる私が嫌いというのは案外的を得てるのかも。心情的には好きだけど、早乙女の捻くれてる感じを考慮に入れざるをいないナイーブさは、どうしてもネガティヴに走らせる。相性の問題だったのかもしらんなぁ。

そんなことよりは越智さんの方が余程かっこよくて、まぁなんだったらブチ切れてるシーンが一番良かった。そうそうそれだよ!真木よう子にたらんのは!みたいな。

みんなそれぞれに自分勝手なんだよな、というのを薄く炙り出してるのはテーマとしては非常に好きだった。

まぁまぁラストは靴見る限り越智さんなんだろう。調べたら原作も越智さんらしい。めっちゃ心広いなあの人。
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