このレビューはネタバレを含みます
気がついたら終わっていた。。
主人公たちの必死に生きる様に引き込まれ圧倒される。静と動が映像と音響共に躍動している中、ラスト20分のシモンズの逆恨み復讐からの主人公の復活、そしてシモンズを完敗させる終わらない演奏、そして終わり方は最高に熱くてクールでオシャレだった。
誰かをどれだけ傷つけても良いから、最高の瞬間を作り上げたいと思ったことはありますか?
自分の身体が今この瞬間に朽ち果てても良いから、
出せるものを全て出し切るのだと、思ったことはありますか?
彼らの狂気と狂気がぶつかった先で、これまた常軌を逸した"セッション"は最高!!背を伝う冷たい汗。のど渇く緊張感、、、そして解き放たれる感情。 これぞ、ジャズ!! これほど100分が短く感じられる映画はそうそう無いだろう。