pon

セッションのponのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
3.9
ドラマーのアンドリューは名門音楽大学で一流の奏者を目指して頑張っていた。
ある日、校内でも有名なフレッチャー先生に声をかけられ、彼のバンドチームの一員となる。生徒のリミットをより高いところまで引き上げようとするフレッチャーであったが、そのやり方がパワハ・モラハラ満載で、それに必死についていこうとするアンドリューだったが…。

ジャズとか普段全く聞かないけど、その良さが垣間見える作品でした。音楽ってやっぱすごいっすね。
コンサートとか客としては本番の1回しか見れないわけですが、その1回の為に何千回、何万回と練習してるんだよなぁっとしみじみ実感。ラストの演奏とかちょっと鳥肌もんでした。

この作品の中でのフレッチャーの行為は、一線を越えた、行き過ぎのところがありましたが、昔はモラハラ・パワハラが横行してたのに、それが言葉として定義され、悪いこととされると、愛情があってやってても全部悪とされちゃって、指導者が遠慮してしまって、凄い人が出てこなくなってしまうというのも理解できなくもないかな。

個人的にはスタバで流れてくるジャズで充分満足できちゃいますが…笑
pon

pon