狂気音楽映画。
今までの音楽映画は天才が天才たる所以で悩みながらも、天才を発揮する映画が多かった。
本作は壮絶なパワハラを受ける音大生が、狂いながらも音楽をやり続ける、なんとも新鮮な映画。
JKシモンズが各賞総ナメにしてるんだが、主役のマイルズ・テラーもいい。
内なる狂気が爆発する様がいい。
オタクを怒らせてはいけない。
演奏中のカメラワークや画作りもオシャレでスピード感あってめちゃくちゃカッコいい。
オープニングの引きのカットから演奏にズームするシーンで心奪われる
音楽映画は映像と音楽の融合性がはまるかどうかがデカイ。
その点本作は見事でした。