先生がパワハラで訴えられ、主人公が人間の心を取り戻して終わるんかと思ったら全然違った。
人格を否定し、精神的な圧力をかけ続ける指導は絶対に良くない(とされている)けど、追い詰められた先の極地でしか手に入らないものがあるのかもしれない、と思わせられる、なんならリスペクトすら感じる終わり方だったな…
チャーリー・パーカーが実際どういう指導法を受けていたのか気になる。
スティックが当たる部分のまめが潰れて血まみれになって、それを氷水で冷やしながら練習するシーン、見ていてとても痛かった。
フレッチャー役のJ.K.シモンズすごすぎる。
好きな映画とは言えないけれど、完成度がめちゃくちゃ高い。