たまこたま

セッションのたまこたまのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
3.9
時代にはかなりそぐわん体罰鬼教師。そのスタイルの根拠が「チャーリー・パーカーはシンバルを投げられて伝説になった」というエピ。いやはや、ちと脳筋すぎませんか。

と思いつつ、ああいう確固たる哲学をもった指導者というのは今後減少の一途を辿るだろう(事実本編もそういう描かれ方をされていた)。
指導者哲学のゴリ押しから、生徒の哲学の拡大へ。世の中のそういう流れに対して一石投じたということなんでしょうか。彼の指導スタイルは必要悪なんでしょうか。

上司なり先輩なり家族なりで、ああいう鬼教官的な人物が居たらどうなんでしょうか。
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