音楽で喧嘩してる映画。ラストシーンのドラムがすごい、生々しく美しい。
絶対に日本では作れない映画！さすがに2014年制作でもコンプラNGじゃね？と思う強烈なハラスメント展開、そして、日本じゃこういう人いない（いたとしてもこんなドラマティックな映画にはならん）と思うほど傲慢な登場人物キャラ。「いやそんなこと言う？」「ひどすぎね？」「いや、そうくるか普通？」「それ自業自得だろ？」「う、うそだろ？」などのツッコミが止まらない。
まあ悔しさって、十人十色、色んな方法で捻り出せると思うけど、滲み出た悔しさが音楽に昇華されたときの表現だけが、私を納得させてくれたな。
という、邦画では抱けない感想が湧き出た自分まで全部ひっくるめて面白かったです。
