由梨香

セッションの由梨香のネタバレレビュー・内容・結末

セッション(2014年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

どっちも狂気、痺れたーー、、、

思ってた結末というかストーリーと全然違くてびっくりした、もっと2人が協力してのぼり詰めてくのかと思ってたらファックフレッチャーだった。
フレッチャーに何言われてもどれだけ血が出ても車に轢かれてもドラム叩き続けるのかっこよすぎる。根性が半端ない、こんぐらいの負けん気が欲しい

バー?で再会するシーンが1番刺さった
ボヘミアンラプソディでも思ったけど自分の状況と割と似てて芸術というかなにかを作りあげるときのプロセスとか心意気って似通ってるなーって最近思った
設計とかデザインしてるときもグサっと刺さる言葉を言われて負けねえって思った時は心が死ぬ音がするけどその時の方が手が動くし良いもの作れるし、そこで負けない人に憧れる、へにょへにょの自分の軸に喝を入れられたというかこのシーンを忘れたら終わりだなって思った。もっと練習というか努力しないとなーーーー( i _ i )
先生たちの厳しい言葉をちゃんと悔しいと思えないと終わり。good jobは危険だし、チャーリーは何があっても挫折しない、、かっこいーーーー、、、、、、悔しいと思えるほどやり込まないとやっぱりダメだよねーーー毎回とは言わずともあれぐらい死ぬ気で取り組んだなにかが欲しい

ラストフレッチャーにやられたシーンも泣いて帰るんじゃなくて自分の力で全て取り返すのバチバチに痺れる。あんなに夢中で狂気的なドラムそりゃフレッチャーも乗ってきちゃうよ、あそこで諦めてやめるようなやつはいらないのよね自分の予想すらも超える人間が現れたの嬉しいだろうなー、、あの後の2人の練習もずっと見てたい。
フレッチャーもどこかでニーマンとチャーリーを重ねてこれを超えてみろよって思ってこその煽りだったのかなって解釈も好き、、、、

本当に毎回見せ場の撮り方が上手、かっこいい
チャゼルって直感的に刺さる、いい映画見たーー
由梨香

由梨香