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セッションのkinoのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
4.3
とても期待以上だった!
極地と狂気は紙一重だと思うし、何かを本気で極めるためにはある程度のスパルタ指導は必要不可欠で、実際フレッチャーのあの指導がなければニーマンはラスト9分間のあの演奏に到達することは間違いなくなかったわけで。

もちろん、フレッチャーの指導は明らかに一線越えてて賞賛されるべきものではないし、いろいろとモヤモヤも残るけども、ハラスメントに非常にシビアないまの世の中においてとても考えさせられる作品だった。シンプルなストーリーと少ない登場人物で音楽知識ゼロでもしっかりのめり込めるし、音楽に限らないあらゆる分野の話に置き換えられるであろうテーマを伝えているところが良かった。

そして楽器を映すカメラワークがすばらしくかっこいい!

ニーマンの役者さんの既視感がすごいと思ったらトップガンマーヴェリックの人だった!!
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