2024/03/20、U-NEXT
アカデミー賞ノミネート、J・K・シモンズは助演男優賞受賞作品。
ポスターから、音楽映画かなと思い少し敬遠していた作品。
主演のアンドリューを演じるのは、トップガンマーヴェリックのルースターの印象が強いマイルズ・テラーが、本作ではマッチョ無し、10年近く前で色白のかわいさが残っている。
アンドリューは一流のジャズドラマーになる為音楽学校に通っている青年
。音楽学校の最高の指導者と名高いフレッチャーに声がけされ、メインドラマーになるが・・・
フィッシャーの厳しい指導は、今なら完全なパワハラ。ストーリーでも教え子の不幸はフィッシャーに原因があったが、彼の厳しい指導と行き過ぎた発言はどこまで生徒たちへの𠮟咤激励かはわからない。
一度は、アンドリューの匿名告発のせいで、音楽学校を追われ、ジャズフェスではアンドリューを貶めようとするあたり、フィッシャーがアンドリューへの憎しみから、その後アンドリューの演奏の素晴らしさに感服しわかりあえたのか。。。
アンドリューも一流ミュージシャンになる為に、自分から声をかけたニコルを切り捨てたりと、フィッシャーもアンドリューも人としてどっちもどっちって気もした。
マイルズ・テラーは自らドラムをたたき、血まみれのスティックもマジらしい。ドラム演奏は超熱演でした。
余談:
本作アカデミー賞作品賞にもノミネートされているが、作品賞を受賞した「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」よりずっと熱くて良作だと感じた。