HINA

セッションのHINAのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
3.0
究極を求める映画

アーティストとして生きていく身として
究極を常に求めている人たち

究極、完璧を求めれば求めるほど冷酷になる姿を写し出している指導者

何かを追うには何かを犠牲にしなければならない。
その残酷さを踏まえたどりた着いた先には究極の美しさがある。
それを追い求める指導者は究極を追い求めすぎるあまりあまりに残酷

指導者に憧れ夢を目指し追い求めている主人公
夢を追いかけつつ、指導者と自分自身への怒りと憎しみ苦しみをぶつけ合い本気で戦いもがき狂う姿は残酷だけど美しさもある。

客観的にみると体罰要素満載映画だが、
何かを追い求めたり完璧を目指しがむしゃらになった経験がある人から見ると、共感できる部分があると思う。

かなり精神的にくる。
HINA

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