きのひこ

セッションのきのひこのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
3.0
都合のいい感じのわかりやすい展開に感情移入ができなかった。。

少し期待してみたのもあって評価に影響したのがわからないが、

とにかくドラマーと教師の性格がよくわからないのが原因だと思う。
映画の尺的に難しい話かもしれないが、ジャズをどれだけ愛しているかの表現が足りない気がして、演奏に感動できなかった。

★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎




って思ったんですが。。
最後の5分で全て変えられました。
気になる点を忘れるくらい
自分の足りなかったと思うシーンを持ってきてくれました。
★★★★⭐︎

_________

音楽が主題のアニメはたくさん見てきたんですが、実写映画は初めてで、
自分の見た中で新しい内容でした。
序盤から中盤、先の読みやすい進行具合と、狂気の先生の性格の読み取りずらさ(言葉使い)と主人公の音楽の向き合い方(彼女への対応)が原因で共感と感動は感じなかった。
※字幕での暴言に慣れていなかったからかな?とも感じた。


楽譜も無くすシーン、
車の事故、
フレッチャーのピアノ演奏、
など、ありえないシチュエーションがあり、
この奇跡の連続がなかったら最後のセッションは起きていなかったこともあり、
感情移入がしずらいのも感じた。

が、最後のフル尺の演奏。カットのこだわり。ニーマンの根性。
締めが一発という綺麗さ。など、
最後のみ良かったです。
結果★3
きのひこ

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