kty

セッションのktyのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
2.9
鬼教師と独りよがりのテクニックに酔う主人公の過剰な演出は絵的には訴えるかもしれないけど非現実的。例えばテンポ。bpmの意味を知らなくても、メトロノームの数値を見れば、誰でも変だとわかる。キース・ムーンじゃあるまいに楽器の扱いもひどい。二人のエゴが肝心の楽曲を蔑ろにするにも程がある。好みの問題だけど、ウィントン・マルサリス以降、ジャズがアカデミックになって、つまらなくなったと思う自分には響きませんでした。優等生のジャズより、人間臭いジャズが好き😊
kty

kty