無能なやつはロックをやれ!
デイミアン・チャゼル監督 2014年制作
主演マイルズ・テラー J・K・シモンズ
これは格闘技映画だな(๑•̀ •́)و✧
実は観ていなかったセッション。やっと観ました。これは凄い!ララランドは忘れよう。
冒頭からめっちゃ惹き込まれました。
実は僕、ロックバンドでドラムやってました(笑)
中1でビートルズに出会い、仲間とビートルズのコピーバンドを組みました。その後、レッドツェッペリンやディープパープルなんかをコピーしていた学生時代。思いっきりロック少年でしたね~。
でも、一方で、ドラム上手くなりたくて、スティーブ・ガッドやローチ、バディ・リッチなんかも聴いてたんです。だから、ジャズドラムもちょっと詳しい(^-^)
なので、このセッションの世界、よく分かります。ご覧の通り、ジャズドラム、凄まじく難しいんです。
映画の中で壁に貼られていましたが、「無能な奴はロックをやれ!」
……はい、私のことです(笑)
もう、あんなの無理です(T_T)
監督のデイミアン・チャベスは学生時代、ジャズドラマーを目指して、挫折して映画監督になったそうですが、自分の経験も混じっているストーリーは物凄く説得力がありますね。
血みどろで練習している凄まじさ。
でも、僕も当時、右手の指はテーピングだらけ、豆だらけでしたよ。あそこまでではないけど、みんな必死だった!うん。
一方、教授のフレッチャー。こういう指導者いますよね。気持ちは分かるし、スポーツの世界では、今もあるんじゃないかな?
コーチと選手の思いがぴったり合うと、素晴らしい結果も引き出せるのだと思う。それが一方的になると、悲劇を生む。
色んな思いが錯綜したけど、2人の思いがぴったりあったラスト。殴りあって、ボコボコになった後に親友になるような感覚かな?非常に男っぽい。
音楽映画というよりも格闘技映画を観たような感覚とカタルシス。
この作品は文句無しに好きでした\(^o^)/