“勝ち抜かないとバンドで演奏させてもらえない” という、
天才を生むためのあまりにも熾烈な指導を行う音楽教師。
その教師のもと、
競争社会の中で私生活を捨ててしまうほどに狂っていく主人公 (学生) 。
主人公は自らの才能を証明すべく手が血まみれになるまでドラムの練習をし、
教師は徹底的に精神攻撃で主人公を追い詰めてくる。
狂気が狂気を呼ぶ展開でどんどんエスカレートしていき、最終的にあまりにも衝撃的な結末にたどり着く…!
至ってシンプルなストーリーで “狂気” をここまで突き詰めた映画は初めて観た。
天才になるには、こんなにもとんでもない努力が必要なのか…。