セッションのカナヘビのレビュー・感想・評価

音楽の中でしか分かり合えない二人。

立場は違えど、この作品の二人はとても似ていると感じた。

音楽にこだわり、自分のアイデンティティはすべてそこにあるかのような生き方をする主人公。
周りにどう思われようと自分の指導法だけが本物の音楽を作ると思い込んでいる指導者。

二人の不器用な音楽家はぶつかり合うが最後には音楽の中で会話をするようなそんな印象を受けた。

ジャズは生き物。