ぶちょおファンク

ランダム 存在の確率のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3 中盤★2 終盤★1.5

良い点
◯登場人物らが大人なんで比較的落ち着いた雰囲気で進む。

気になる点
●手持ちカメラの揺れで酔う…。
●そもそも論として多次元に存在する“自分と似た”人物を“自分”として捉えるのは“エゴ”でしかなく、自分に似た人物(仮に遺伝子配列やそれまで歩んできた人生が同じであっても)は分岐して存在する“他人”でしかなく、それを“同一視”してしまうから問題も悩みも大きくなるのであって、あくまでも“個は個”であることを理解して行動しないから捻れて拗れるのだが、エンタメとしてこんな考えでは物語にはならず(笑)、
だからと言ってありきたりな展開で安いサスペンスを最後されても面白くなかった…。


☆総評
“彗星”がきっかけで“ワームホール”が出来、“時空”も歪み幾重にも分岐し存在する“パラレルワールド”を描いた物語だが、観終わるとよく考え練られた脚本というよりはSFテイストの“寄せ集め”で無難に仕上がった、“ちょっと奇妙な物語”くらいのクオリティー。


2021年249本目(+短編15本)