ランダム 存在の確率のmojojojoのネタバレレビュー・内容・結末

彗星の影響で、別の世界で生きる自分たちと干渉してしまい、結果としてパラレルワールドの自分たちがいくつもの世界とランダムにミックスする。
シュレーディンガーの猫の説明でなるほど、と思ったし、面白い一方で現実になると恐怖。
正しくSFスリラーだった。
そして、他の世界の自分が望む理想の人生だったならば、ちょっと邪な考えが過ぎる気持ちもわかる。
どちらにせよ自分じゃん、と。
でも、人格は違うから実際に自分を痛めつけることは辛くて出来ないし、必ずしも理想とは限らない可能性もあるから複雑。
ラストは色々ドキドキする終わり方も好き。
どうなったのかなぁ。
指輪2つ持ってるのバレたかなぁ。とか色々考える楽しみを残す作品だった。