まさお

ランダム 存在の確率のまさおのレビュー・感想・評価

ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)
3.7
マルチバース系SFスリラー。
彗星の影響により別の可能性の自分達が同時に存在する状況を(殆ど)ワンシチュエーションで描くアイデアが面白い。必然的に会話劇になるが、解説を随時台詞に落とし込んでくれるので一定の見やすさが保たれているのも良かった。

トンデモなSF状況を、偏差値が高いからこそ受け入れてくれるキャラ設定も丁度良い。複合要素で分岐を確定させて、更に観測可能にしようとする逞しさが最高だった。
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