コテコテのディストピア映画やんけコレ！ティーンズ小説の枠を超えたというか、社会の裏に蠢く統治者たちの思惑を描いた本格政治サスペンス。
地味すぎてアクションを求めた観客には総スカンされるけど、設定の土台が安定してるのでSFファンこそ楽しめる出来栄えに。
で、これラノベ映画なので「トワイライト」の後釜として製作されたんだけど、最早ティーンズは置いてけぼり喰らっちゃったんじゃないかな。
それくらい前作にも増してプロパガンダの動きに重点を置いた作品なので、展開には華がなく凄く地味。力の入れどころが単なるエンタメっぽくないガチ仕様で、私個人の意見では映画として真摯な印象持てました。
