MaruFuku

UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班のMaruFukuのレビュー・感想・評価

4.0
渡航前にゆるやかスペイン映画強化月間。
想像より骨太な作品でした。
貧富の差が激しく失業率も高いスペインの、特にアフリカとの距離も近いアンダルシアでの負の側面にフォーカスしてます。
麻薬ビジネスで地域全体が潤う事実にはショックを受けます。
アントニオ・デ・ラ・トーレの安定感が◎

1992年の万博を控えたセビージャで、万博前に街から麻薬を一掃しようとする取締班。暴力的な手段も使って強引に検挙していくが、次第により違法性を強めていくが、結果を出すため賛否両論に。最初は暴力的だったラファエル(アントニオ・デ・ラ・トーレ)は家出女性が居候することで穏健になっていくが、逆にヘタレだったアンヘル(マリオ・カサス)は非情で悪い刑事になっていく。やがて家族にまで報復の手が…
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