T3K3

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのT3K3のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

Dolby Cinema/3D/HFR/吹替


こんなの見せられたら付き合うしかないじゃん、5部作の旅。とりあえず『3』は行くよ。

序盤(というには長かったが)、森でのシーンはほぼ半目だった。ところが、舞台が海に移ってからはもう息をガブ呑み。この世界が実在しないなんて。宇宙のどこかにこういう星があって、こういう生態系があって、こういう種族がいるとしか思えない。少なくとも、水の映像表現に関しては今作で極まったのでは。圧巻。

あとは、海の族長がタトゥーとか装飾品とかかっこよくてお気に入り。密猟おじさんの腕が宙を舞うとこもお気に入り。

ストーリーは期待通りに期待外れ。家父長制ゴリゴリ反捕鯨ゴリゴリ。ラストバトルで海の民は帰っちゃったの?てか海に落ち着くの?作品ごとに拠点を移してくのかと思ってた。

それでも不思議なもので、192分には感じなかった。鑑賞よりも体験に近いからかな。パンドラ滞在に3時間は短すぎる。「一兆ドルのスクリーンセーバー」との評は言い得て妙。ただ、このスクリーンセーバーを眺めるために金と時間を捧げる価値は、間違いなくある。
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