アンソニー

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのアンソニーのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

十分面白かったです。
ちょこちょこツッコミどころは
ありますが総合して面白かった。

今回もなんと言っても映像美。
最大の魅力はここですね。
前回とは違ったパンドラの美しさが
ふんだんに詰め込まれていました。
あの頃より映像がパワーアップしている
からなのか、自分が変わったのか
分かりませんがナヴィたちの
ビジュアルが前作よりも
可愛らしく優しそうに見えました。

今回は「家族」がテーマで
主人公のジェイクと大佐の因縁とか
あるにはあるけれど
娘や息子たちの成長がメインに感じました。
そのためかバトルをする場面は
ラストに凝縮されていて
序盤、中盤は海での生活や世界観を
丁寧に観せていました。

家族もありでアクションもありの
ストーリーにありがちなご都合展開は
やはり現在でした。
大佐が妙に優しくなってたり
クジラ?みたいなやつが無双したり
人間側がパンドラに全然戦力を
送り込まなかったり
でも、か弱い子供たちが惨殺されるのが
観たいのかといえばそうでもないので
なんだかんだでご都合展開で良かったと
安堵する自分もいます。

まとめると、ストーリーは
よくあるものだけど
映像が圧倒的に良かったので楽しかった。
うわっ!裏切られた!と驚くような
展開はもちろんありませんでしたが
映像と世界観が自分好みなので
どうやっても楽しめそうです。
あと、キリのビジュアルめっちゃ好きです。
前作ではナヴィたちを可愛いなんて
微塵も思いませんでしたが
今作ぶっ刺さりです。
それが良いか悪いかは人それぞれですが。


【追記】
一日経ってこの映画のことを色々
思い出していたのですが
前作同様、食に関するシーンが
ほぼ無いなと思いました。
家族を描くなら食事の場面なんか
使い勝手良さそうに感じますが
無かったですよね?
見落としてたらすみません。

生き物を殺さないというルールが
存在しているようですが
漁をしているところを見ると
知的生命体の間柄での約束なので
しょうか?
食事シーンを描くと
殺す、殺さないのルールだったりの
ややこしい部分が出てくるから
描かないんですかね?
部族たちの食文化にも興味があるので
今後、詳細を知れればいいですね。