水の表現と海洋生物の映像を楽しむためだけに行った。その点では予告の期待を全く裏切っておらず楽しめた。
が、家父長制アゲが気持ち悪過ぎて美しい海洋生物も入植地問題や残留孤児問題の政治劇も霞んだ。
“父親が親の役目を果たす&家族を守る”は良いとして,子供の話を一切聞かない高圧的な親に最後まで何の批判もなく終わるのはどうよ。子供に父親を“Sir“呼びさせるのは軍人家庭あるあるなのかな？
ゾーイ・サルダナの役もヒステリックな母になり前作から女性描写は大きく後退した。
ただ長尺の映画を最後まで飽きさせずに展開させるキャメロン監督の手腕はさすが。
