よんぴる

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのよんぴるのレビュー・感想・評価

3.0
前作から13年振りで、いつ以来か記憶にないほど久しぶりの3D鑑賞。3Dは目が疲れるので、正直苦手で。どうせならより綺麗な映像でと思い、ハイフレームレート上映での鑑賞。

前作でナビィ族として生きることを決めた元海兵隊員がナビィ族の女性と結婚し、子供をもうけ、束の間の平和を謳歌していた。しかし、滅びゆく地球からの移住を企む人類が、惑星パンドラに再び侵略してくる…

ハイフレームレートによって、特に海の映像が素晴らしく綺麗で、それだけでも劇場で観た甲斐があります。しかし、映画に求めるもの=未体験の映像体験なら良いけど、もはや単なるアトラクションにいる気持ちになります。

結局、ストーリーがつまらないことで、折角の革新的な映像を台無しにしていると思います。

前作は悩みながらナヴィ族になるという、主人公の葛藤にドラマがありましたが、今作は舞台が森から海に変わるだけで、結局ナヴィ族対人間の戦いが繰り返されるだけで、正直飽きてきます。

パンドラに色々な部族がいるなら、協力して人間に立ち向かうという話のほうが盛り上がると思いますが。でも、それだと思いっきり先日の「ブラックパンサー」と同じ内容になってしまいますが…

部族小出しにして、まだ続編作りたいのでは?と思ったら、予想が当たったようで、どうやら全5部作とする計画があるそうですが…

とにかく、「私たちの家族は砦」と言いつつ、周りのことはガン無視で、行く先々で戦いに巻き込むの止めてあげて!
よんぴる

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