Chihiro

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのChihiroのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

3D映画の走り、技術をしっかり使った映画といえばアバターだと最初にあげる。
出っぱるのではなく奥行きがあるという3Dの本来の映像表現を使った作品だった。

今回は10年あけて2作目が公開されたので当時と同じく3D で見た。
今回の舞台は森から海へと劇中で移り変わる、3時間の長時間映画だった。
3時間なんてエヴァの最終以来、集中して観れるのだろうかと不安だったが気づいたらあっという間だ。

水の中の表現、生物の質感、世界観全てが揃って綺麗すぎた。音楽もたまらない。
無駄に3Dじゃないからこその没入感。
アバター、ナヴィ族の肌の色や違和感はいずれ当たり前になってしまう感じ。とても面白い。
適応と次世代とか、伝統とかそういうのを感じる。子供が泳げるようになるのとか、ラストのシーンとか特に。

キリの表情のマッピングがとてつもなく綺麗で演者のシガニーの表現がすごかった。

なお、内容については申し分ないが
個人的な感想としては
ジョーズ+オーシャンズ+スターウォーズ
な感じ。連作が楽しみになる。

I see you. というシンプルな言葉は、あなたを見えてる、認識してるというところから尊敬と1人の人として扱うという大事な言葉なのだろうなあと。愛も含まれる。

世代を跨ぐこの話、3が楽しみです。ぜひ公開してほしい。興業成功を祈るばかり。

そして、スパイダー…君は一体どこに行くんだい?
Chihiro

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