このレビューはネタバレを含みます
前作のアバターを見ないまま
現在に至り今作を鑑賞した。
因果がいまいちピンとは来なかったが
自分の村や仲間が襲われて
家族を守る為に他の村に避難して
文化も何もかも違う村と交流を
することが出来るのか、家族を守り抜くことが出来るのか という話。
鑑賞後に感じた事は
自分の中で出来ないと決めつけていては
見えない世界があり、知ろうとする心が
あれば初めて見る世界が
広がっているんだなと深く感じた。
偉い人の前では本音を殺し
気に入られなければいけないという姿が
自分の生きている世界とリンクする
部分があり、自分が生きている世界と
アバターの中の世界を比較しながら
鑑賞していた。
自分が住んでいる日本のことは愚か
他国のことも正直知らない。
世間的に聞こえてくる噂話や
ニュースだけのイメージしか
持っていない国がほとんどかもしれない。
しかし、知ろうとする心を持つことで
自分の中の他国に向ける目も
確実に変わるだろうなというのを
感じた。
日本の事が大好きな海外の人を
テレビで見ると凄く嬉しい気持ちになる。
自分の国を愛してくれる人がいるのは
なんだか嬉しいし、過ごして慣れている自分にとっては気付けない良いところを
話してくれるから。
自分の国の事も他の国の事にも
もっと関心を持って、好きなところを
増やしたい。
自分は泳ぐ事が苦手だから今後も
海には近付かないだろうと思っていた。
しかし、泳ぐ事が出来るならば
海の中の神秘的な世界に
触れられるのかもしれない。
一生をかけても見切れない世界が
広がっているんだなと感じた瞬間に
映画をそっちのけで
駆け出したくさえなった。
結果として思いもしない考え方が
自分の中で生まれて、
これからの人生を変えるきっかけに
なるかもしれない そんな映画だった。
