ラピュタん

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのラピュタんのレビュー・感想・評価

4.5
ティーン向けの真面目で
壮大な超大娯楽作でした

「見事な」という映画
ここまでするとは!

⚪️まず、第1作目のような大量殺戮がなかったのは良かったですね
特に原住民が虫ケラのように…だったらこんなに高評価は付けられません
アメリカ先住民とマサイ族等を掛け合わせた造形の青い人たちがバタバタと、では昔の悪い方の西部劇ですから

最初のシーンで大量破壊が描かれていますが、これは地球人による侵略の意図の表れですから、この自然破壊は、今作でも戦わざるを得ないことの表明📯として捉えられます
(後の殺戮の免罪符)

⚪️次に、どのシーンも美しくて満足度が高かったです
酔わなかったし
より正確には美しさが周到に準備されていて、時間と予算をたっぷり掛けて作られたことが滲んでいます
唖然。ここまで表現できるのかーと🏎

CGによる表情、動き、背景の描写は違和感を感じる隙がなくてこちらが当惑😨するほど…

⚪️そして、飽きさせない物語。
割と王道ながら丁寧に描かれていたと思います
この作品は、家族の物語であり、本質はコミュニケーションについての物語でした

物語へのマイナス評価が目立ったので、覚悟して(期待せず)行ったのが良かったのかも?繊細な表現が多くて、嬉しい驚きあり😆

🟣キャメロンさん見直しましたよ⚡️
親から子に伝えたいことって、沢山ありますよね
でも、伝えるのって難しい
スマホが親子の会話の時間を奪い、軋轢をも生じうる…

スマホは「便利すぎたツール」を纏った「大量破壊兵器、時間攻撃用」⚡️😈
10代の多感な“青”少年は、親の言葉より、スマホとの時間を大切にしがち……ではありませんか?? 
うちだけ💧?

キャメロンは世の親に加勢してくれているのです!
スマホより強力な映画のロマンでもって、
子供たちに呼びかけているのです!
「親の気持ちを考えてみよう」✨
「何度か無視したとしても、いつかは」✨
「でも失敗してしまう前に聞くのが得策」✨と
きっとそうなのだー、と考えてみたら、そう思えなくもない 
でしょう?👏


これは壮大なるSF風、おとぎ話🛸



小中高生から、どなたでも楽しめるはず
トイレタイムは、中程で一回ぜひ
(トイレタイム=トレーニングタイム)
カップルでも、親子でも!


⭐️仮想現実の世界はもうそこまで
 新たな脅威の誕生は秒読みなのですね…
 なので当惑😨してしまうのでした

⭐️CGの作り出す表情の豊かなこと!
 ちゃんと個性が出ていて、演技力もかなり!

⭐️アイデアの玉手箱🎁
 さまざまな動植物から兵器まで多種多様
 空想の海獣の動きのリアルさったら!
 
⭐️実写との違和感ない融合
 敢えてハードルを高くしていました
 技術水準を、攻めてましたね

⭐️エイワは、「平和」でしょう
 Heiwaを欧州の多くではエイワと読むはず
 
✳︎うーん、反捕鯨は世界の流れ
 捕鯨船の銛発射装置にも日本語が…💧 もちろん、日本を嫌ってるのではないでしょう

⭐️エンドロールにあったKABUI
 この作業はなんだったのだろう
 顔などの入れ墨(くまとり)のことか
ラピュタん

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