火星

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターの火星のレビュー・感想・評価

4.5
賛否両論あると思うが、個人的には非常に良かったと思う。今まで観た映画の中で、1番2番を争う映画ではなかったか?とまで思わせた。

その理由がやはり、映像美。そしてキャラクターたちの動き、表情の細かさ。これは、映画史上最高なのではないか⁉️
3時間超えで、途中で眠くなるか中だるみして飽きてくるんじゃないかと思ったが、そんなことは全くなく、3時間ずっと惹きつけられていた。

そして、オーストラリアでは、V-MAXといって、大きなスクリーンで音響も良く、そして3Dメガネをかけて立体的に観たので、非常に臨場感があった。3時間もあったけど、この臨場感と映像美にはのめり込んだ。この映画は3Dでしか見れないのかな?
3D映画って、今まで観たことあったけど、なんかピントが合わないとか観づらかったことあったけど、この映画はそんなことなく、目の前で人が動いているような、臨場感あふれる映像だった。

CGもとてもよくできていて、本当にああいう種族がいるような感覚に陥った。水中での動き、海の生物の動き、そして、船なのどの実物の迫力ある動きも、CGと違和感なく融合していたと思う。
海の中の映像はまるで水族館のようだった。
また暗いところで光る体の蛍光映像も、すごく綺麗だった。

ネガティブなところ
内容に関しては、ちょっと否定的な部分があるけど、例えば3時間もいらないんじゃないか、とか、よくあるストーリーだとか、家族愛を表現するために上手く話をつくってるな、とか、なんでわざわざ被害を広げるようなところに逃げたのか、とかあるけど、まあ、映画ですから。いいんじゃないかな、と思わせるくらい、映像には没入させられた。
でも、明らかに捕鯨をモチーフにして批判してるなと思われる場面は、ちょっと引っかかったなぁ。

そう言えば最近の映画は、海の中とか、途上国の黒人文化の民族を真似た映画が多いと思った。マーベルのブラックパンサー、ワカンダフォーエバーでは、アフリカ民族と水の中の民族との闘い、そしてこの映画はマウイ族を真似した海で生きる民族と、海の生物との関わり、など、似たようなテーマが多いなと思った。

いずれにしろ、個人的には最高の映画でした
火星

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