紗希

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターの紗希のレビュー・感想・評価

3.8
圧倒的映像美ですねぇ…。架空の生物たちが次々と登場する中で「どうやって撮影してんだよ!!」という気持ちに支配されます。笑
私もきちんと理解していないのですが、IMAXで上映された映画のエンドロールを注意深く見てると、
普通の映画をIMAXで上映した場合
→Filmed in IMAX
IMAXカメラで撮影してIMAXで上映した場合
→Filmed for IMAX
の文字がそれぞれ記載されていますが、本作はOptimized for IMAXの記載があり、これらの上位互換か!?!?となりました。結果的に池袋のクソデカスクリーンで鑑賞して良かったです。その辺の映画館と比較しても、きっと迫力が2倍も3倍も違ったはず。

ただ…ただですね…これはシリーズものの宿命かもしれませんが、やはり1の方が面白い…。ジェイクがパンドラに来て走った時に感じた土の感触、わかりやすい人間(スカイピープル)vsナヴィの構図、そしてラブストーリー。これと比較すると2はややダレる感じがあります。ウェイオブウォーターというサブタイトルだけあって、1で出てきた森に拠点を置くナヴィ族から、海に拠点を置くメトカイナ族がメインに描かれていきます。メトカイナ族は海に住んでいるシャチやイルカのような生き物と共存し、お互いにリスペクトしながら生活をしています。その種を超えた絆、パンドラに広がる広大で美しい海をIMAXのでっかい画面でドーーーーーン!と描きたかったのは…分かるんですけどね…。ディスカバリーチャンネルとか好きな人向けの映画だったかもしれません🌏
ただ、1で結ばれたジェイクとネイティリの間に子どもが産まれてしばらく経ってからの話なので、家族がテーマになっていることは間違いありません。そしてこの家族というテーマは1で死んだと思われたあの人とその息子の間にも…。
まあこの家族テーマに行き着くまで3時間ほどかかるので、マジでなかなかに大変なワケですが。
これから観に行く人は当日コーヒー飲まない方がいいですよ〜!!!!!!
紗希

紗希