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アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのmimagordonのレビュー・感想・評価

4.0
IMAX 3Dにて。

基本的なストーリーは前作と変わらない。本作はさらに環境要素が増して、森から海というあらゆる命の出発点により回帰し、世代や文化を越えて自然と調和することを「魅せる」映画。やや凡長だけど、敢えて中間部分は長くしたのだろう。1作目を再鑑賞していて思ったけれど、キャメロンはストーリーテリングに関してはハリウッド黄金期の作り方。最新技術を駆使したスペクタクルという点でも、通じているのかもしれない。それとどうしても連作の中間にありがちな「繋ぎ」の感じが否めない。前作が壮大な序章だとしたら、掴みは完璧で、だからこそこの興業収入に繋がっていると思う。問題はここから繋ぎ止めておけるかどうか、だ。今作は随分とキャメロンが「オブセッション」と語るダイビングのスキルに頼っている気がする。火の部族たちが出てくるという続編に期待だ。
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