島ぽん

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターの島ぽんのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず3時間超えの大長編だが、没入感が高いので時間を忘れて楽しめた。

前作の登場人物や人間関係が重要になってくるので、前作を見直してから来るべきだったと反省。

今回は前作以上に人間の破壊者・侵略者感が強く演出されていて、人間嫌いになること必至。もう最初からナヴィ側に感情移入全開で見るしかない!

両陣営とも人間とナヴィ(アバター含む)が入り混じって戦うので、人間側の弱さが哀しいくらい際立つ。人間はマスクなしじゃ生きられないし、ちっちゃいし、戦い方も全体的にずるいし、パンドラの皆さんには多大なるご迷惑をかけます。
それに比べてナヴィは服着なくても寒くないし、大きいし、触覚みたいなので動物操れるし、肺活量もあるし、マジで人間の上位互換だなぁ…とただただ感心。

主人公一家はといえば、最後はなんとか人間に勝てたものの、無関係の海の種族が巻き込まれて大迷惑を受けたので、罪悪感を禁じ得ない。

二言でまとめると、作品のテーマは捕鯨反対。人類最強は間違いなくスパイダー少年、ということになる。
島ぽん

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