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アバター:ウェイ・オブ・ウォーターの503のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分用

ジェイク 父 主人公
ネイティリ 母
ネテヤム 長男
ロナク 次男 反抗期
トゥク 長女

スパイダー 将軍の息子 人間
キリ 博士のアバターから生まれた子
   特殊な能力を持つ

クオリッチ アバターとして蘇った将軍

【ストーリー】(ログライン)
パンドラで幸せに暮らすジェイクは再び人類の進行によって住処を追われる。
ジェイクたちは海の部族に助けを求めるがそこにも人類の魔の手が忍び寄る。

(1幕)
幸せなパンドラ生活
 子供達の登場、パンドラでの生活
人類が再度パンドラにやってくる
→また戦闘が始まる

クオリッチがアバターとして復活
→ジェイクの息子達が捉えられるも奪還
 (スパイダーは連れてかれる)

ジェイク一家は森を去ることにする
(2幕)
海の部族に匿ってもらう
 海の部族での生活→順応していく
 (ロナクの孤独、キリとエイワの繋がり)

一方、クオリッチ部隊とスパイダーは
アバターの生活を学びジェイク達を捜索する

クオリッチは海の部族が大切にしているトゥルクンを殺しジェイク達を呼び込む
→ジェイクの息子達を捕まえる

(3幕)
ジェイク達とクオリッチの戦い
 ロナクのトゥルカンの協力
 ネテヤムの死
 クオリッチとのタイマン(戦いに勝つもスパイダーが救出する)

戦いに勝利し人類と戦う決心をする

【構成】
戦闘に重きを置くのではなく
いかにこのアバターという世界観を見せつけるかにフォーカスを置いた構成。

中盤はほとんど戦闘がなく生活を中心に描かれていた。

戦いのシーンに入るとテンポよく
場面もよく変わり見応えがあった。

【演出】
森の動植物 海のサンゴ礁のようなもの
光輝く生物たち
世界観が素晴らしい。
全く新しい生態系を作り出しその一つ一つが美しい。

森では空中戦を海では水中での戦いを行う。
一つの映画で色んなアクションの見せ方があった。

【映像】
とにかくダイナミックな映像
飛んでる時のスピード感。
森や水中での静止したような美しい世界。

CGを最大限に駆使してまるで現実かのような没入感があった。

【感想】
圧倒的な映像美
3時間の長さは新しく始まるアバターワールドの世界観を如何なく見せつけてくる。

森や海の雄大さを別の生態系を見て再度確認させられる。
と同時に森を焼き払い、資源を奪い
動物を密猟する現代の人類に向けてのメッセージを感じる。

物語の根幹にあるのはやはり家族。
家族を守るために戦いを選ぶジェイク。
子供達は新しい場所で思い悩む。
認めてもらえないロナク
他人との違い、出生に悩むキリ
人間でもなく部族でもないスパイダー
そんな彼らが戦いを通じて一つになっていく物語。

キリの出生や能力
生き残ったクオリッチなど次回作に向けて
期待が高まる伏線がたくさんあった。

スターウォーズ作品などの唯一無二の世界観を今後描いてくれそうな予感がした。
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