ああ、いいお話だった。
心が壊れてマリオネットになってしまった女の子の冒険。
ケイティホームズが、宗教を理由にトムクルーズと離婚したばかりで、まだスリちゃんも幼い時期にこの映画を撮った事に大きな意味があるんだろうなぁ。
彼女が何に怒りを感じてるか、感情を表せないマリオネットだからこそ伝わる物があります。
感情は伝わらないんだけど、マリオネットなんだけど、心臓の音をタップで表す事で怒りも動揺もひしひしと伝わってくる。
そして新しい心。これがHeartじゃなくて"心"なのがね。このニュアンスは制作に携わった人よりも日本人の方がずっと理解できると思う。日本人でよかった。
そしてラスト。
イコライザーのデンゼル先生みたいだったマリオネットが最終的には守ってもらいたいって言うね。ただのツンデレ映画でした。
ケイティホームズがモテる意味がよくわかったよ。
クリストファーノーランばりの時間操作あり。
あのシーン好きなんだけど、もうちょっとアイツが小児にこだわってくれてたら、おとりに引っかからない→自分の成長を受け入れる、って所がすっと理解できたのかなって思う。