せーや

少女が大人に変わる夏のせーやのレビュー・感想・評価

少女が大人に変わる夏(2013年製作の映画)
3.8
これは
裸になりたがーりーな
ふたりの美女のお話です。

高校生最後の夏を迎えたリリーとジェリー。
二人は大学生になる前に、大人になることを決める。

いつになったら日本公開かなあと
待ちに待っていた作品。ようやく。

ふたりの高校生が
最後の夏休みで経験する
甘酸っぱい大人の恋愛。

誘われたビーチで出会ったのは
アイスを売るカメラマン志望の青年デヴィッド。
一目で彼にゾッコンのジェリー。
リリーは始めのうちこそ彼に無関心だったが…。

大人の階段のぼるとき。
誰かに恋をしたとき。
友情か恋愛か選択しなければならないとき。

初めての経験。
どうしていいかわからない二人。
二人の心は揺れ動く。

いわゆる三角関係です。

こういう経験をする人は
あんまし多くないと思うけど
十代を経験した女子なら
少なからず共感できるはず…。

天才子役ダコタちゃんは
すっかり育ちましたねえ。
初っぱなからおしり見せてくれるよ!
妹エルより姉ちゃんのが好きだよ!

ダコタ演じるリリーは
性に関心がないように見えて
ほんとは興味津々。
でも家庭のトラブルに巻き込まれて
なかなか素直になれない。
まさにセンシティブな十代を体現。

そしてエリザベス・オルセン!
相変わらずエロいよね~!
今作ではエスニックなファッションを着こなしてます。
女子の方はエリザベスのファッションを
マネしたくなる…?
この人はほんとに演技も含めて存在感がある!
素晴らしい女優さんだよ!
付き合ってくれないかな!

エリザベス演じるジェリーは
好奇心旺盛なザ・ティーンエイジャー。
素敵な家族に恵まれ
友情も恋も、人生も謳歌している。

そんなふたりの決定的な違いは
やっぱり「笑顔」かな?
笑顔をあまり見せないリリーに対し
屈託のない笑顔を見せるジェリー。
やっぱり家族がそうさせるのか。

なにかと正反対にみえる二人だけど
本当は二人ともとても繊細な心の持ち主。
ガラスの十代なんです。(古い?)
顔は笑っていても心は泣いている。
無表情でも心では喜んでいる。

女子の友情ってムツカシイってよく聞くけど
この映画をみてると納得しかけたあとに
そんなことないんじゃ…?と思えてくる。

恋愛より…友情!
こんな素敵な友達を見つけたい。

女子目線の映画なので
女子におすすめですよ!

DVDスルーだし
有名じゃないけど
けっこう好きな映画でした。
せーや

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