車上生活を送っている貧乏な青年（荒木太郎）が、強姦魔に襲われている風俗嬢（工藤翔子）を救助する。社会不適合者となった男女コンビの日常を描いている、オーピー配給のピンク映画。

一度見たら忘れられない容姿をもつ個性派俳優・荒木太郎の監督デビュー作（主演も兼任）。ガス切れ寸前のバンを唯一の移動手段にしている男女コンビが、富士山を望む山中湖畔を奔走。のらりくらりとした、金銭工面に挑んでいく。

特別出演の顔ぶれがマニアックであり、ヒロインの姉役で登場する五代暁子（本業は脚本家）が、ヌードありの濡れ場を演じてしまう。"犯し屋"の役柄で馳せ参じる池島ゆたかが、「日本の便利主義に対する、アンチテーゼだな」と発するところも面白い。

白黒ショーを決行するシークエンスでは、地元の田舎町を宣伝カーで走り回る、という愉快な映像を見ることが可能（音声はアフレコだが）。カメラ目線で語りかけてくる演出もユーモラスであり、底辺部の生き様を前向きに描くことに成功している。

荒木太郎初監督作

「監督デビュー作にはその人の全てが
詰まっている」

ってのは映画界では
よく言われることだけど
確かにそんな感じはした。
虚無な中の滑稽さとか
手書きのクレジットとか

「おかしい。
僕の下手なセ◯◯スでこの女が
感じるはずはない」

から始まるオープニングがいきなり
不穏で悲しすぎる笑

ティッシュで包んで咥えるって
なんだそれ。

白黒ショーって何それ
と思ったらまな板ショーの事か
色んな呼び名があるんだな

草むらの中のまぐわいが
あら結構素敵

• #キャラバン

車上生活をしている男が、犯されている女性を助けたことをキッカケに、その女性と2人で過ごすといった内容。
かなり斬新な作品。冒頭からインパクトがある。エンドクレジットも手描きイラストで印象深い。
主演の工藤翔子が綺麗だった。