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ロスト・イン・マンハッタンのHKのレビュー・感想・評価

2.0
ホームレスの苦境をドキュメンタリー・タッチで描く、のだが、リチャード・ギアだからな(笑)。たとえば『アメリカン・ジゴロ』(80)の末路だとか、そういう工夫はいくらでも出来ただろうが、とくにそれもなく淡々と、結局は家族についてになってしまうところが甘いというか、論点がズレている気がしないでもない。後半で友人が忽然と蒸発するが、それが本作でもっとも膝を乗り出す瞬間であとは坂を転げ落ちるように映画は終わってなにも残らない。しかしデ・ニーロもホームレスを演っていたし、トレンド?
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